電気通信大学 情報理工学研究科 情報学専攻 2025年8月実施 選択問題 確率・オペレーションズリサーチ
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
この科目では問1に必ず解答し、問2または問3の一方を選択する。ここでは全問を扱う。
X1,X2,… は互いに独立で、確率 0.5 で 1、確率 0.5 で −1 をとる。
Yn=∑i=1nXi とする。
- X1 の期待値と標準偏差を求めよ。
- Yn の期待値と標準偏差を求めよ。
- 中心極限定理を用いて P(Y10000>300) を近似せよ。
- Z1=X1, Z2=21Z1+aX2 (a>0) とする。
Z2 と Z1−Z2 の相関係数が 0 となる a を求めよ。
- (4) の場合、Z2 と Z1−Z2 は独立か。
製品の故障までの時間 X の確率密度関数が
f(x)={λe−λx,0,x>0,x≤0(λ>0)
である。
- 分布名を答えよ。
- E[X] と V[X] を求めよ。
- モーメント母関数 MX(t) を求めよ。ただし t<λ とする。
- 0<a<b に対して P(a<X≤b) を求めよ。
- P1=P(X≤b∣X>a)、P2=P(0<X≤b−a) とし、大小を比較せよ。
10 万 m2 の土地でナス、トマト、ピーマンを栽培する。
| 作物 | 栽培費用 [万円/104m2] | 売値 [万円/トン] | 収穫高 [トン/104m2] | 販売上限 [トン] |
|---|
| ナス | 400 | 40 | 25 | 90 |
| トマト | 900 | 35 | 40 | 140 |
| ピーマン | 800 | 60 | 30 | 120 |
作付面積をそれぞれ x1,x2,x3 [104m2] とする。
- 総利益を最大化する問題を線形計画問題として定式化せよ。
- スラック変数 x4,x5,x6,x7 を用いて等式制約に直せ。
- シンプレックス法で最適作付面積と最大総利益を求めよ。
题目描述
第 1 题研究独立的对称 ±1 随机变量之和,用中心极限定理近似尾概率,
并判断两个不相关随机变量是否独立。第 2 题求指数分布的矩、矩母函数、区间概率和无记忆性。
第 3 题把三种作物的种植规划写成线性规划,并用单纯形法求最优方案。
Kai
(1)
E[X1]=0,V[X1]=1.
よって
期待値 0,標準偏差 1.
(2)
独立性より
E[Yn]=0,V[Yn]=n.
したがって
期待値 0,標準偏差 n.
(3)
中心極限定理より Y10000/100≃N(0,1) なので、
P(Y10000>300)≃P(N(0,1)>3)=1−Φ(3)=0.00135.
(4)
Z2=21X1+aX2,Z1−Z2=21X1−aX2.
X1,X2 は独立で分散が 1 だから、
Cov(Z2,Z1−Z2)=41−a2.
a>0 より
a=21.
(5)
独立ではない。a=1/2 のとき、Z2=1 なら
X1=X2=1 なので必ず Z1−Z2=0 である。
一方、Z2=0 なら X1=−X2 なので Z1−Z2=±1 となる。
したがって条件付き分布が異なる。
(1)
指数分布
(2)
E[X]=λ1,V[X]=λ21.
(3)
MX(t)=∫0∞etxλe−λxdx=λ−tλ(t<λ).
(4)
P(a<X≤b)=e−λa−e−λb.
(5)
P1=e−λae−λa−e−λb=1−e−λ(b−a)=P2.
よって
P1=P2.
(1)
1 単位面積当たりの利益はそれぞれ
25⋅40−400=600、40⋅35−900=500、
30⋅60−800=1000 万円である。したがって
maximizesubject toz=600x1+500x2+1000x3,x1+x2+x3≤10,25x1≤90,40x2≤140,30x3≤120,x1,x2,x3≥0.
(2)
⎩⎨⎧x1+x2+x3+x4=10,25x1+x5=90,40x2+x6=140,30x3+x7=120,xi≥0(i=1,…,7).
(3)
シンプレックス法では順に
x3↔x7,x1↔x5,x2↔x4
と基底を交換すると最適表を得る。よって
(x1∗,x2∗,x3∗)=(518,512,4)
であり、最大総利益は
z∗=600⋅518+500⋅512+1000⋅4=7360 万円
である。