電気通信大学 情報理工学研究科 情報学専攻 2024年8月実施 選択問題 計算機工学 4-1
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
問1 文脈自由文法
P1={S1→a,S1→S1S1},
P2={S2→AB,S2→AC,A→b,B→c,C→S2B}
で定義される文法 G1,G2 について、生成言語を求めよ。L3=L(G1)L(G2) の文法を構成せよ。また、
L4={aibicj∣i,j≥1}
の文法と、abcc、aabbc の導出木を示せ。最後に L3∪L4 と L3∩L4 を記述し、文脈自由言語か答えよ。
問2 決定性有限オートマトン
Σ={a,b} とする。aa または bb を連続部分文字列として含む語の言語を L1、a,b をともに一個以上含む語の言語を L2 とする。各言語および L1∩L2 を受理する DFA を構成せよ。
题目描述
根据给定生成规则写出语言,构造语言连接与指定语言的上下文无关文法,判断并集和交集是否为上下文无关语言;再为两个字符串条件及其交集构造确定有限自动机。
Kai
(1)
L(G1)={ai∣i≥1},L(G2)={bjcj∣j≥1}.
(2)
新しい開始記号を S3 とすれば、
P3=P1∪P2∪{S3→S1S2}
でよい。このとき
L3={aibjcj∣i,j≥1}.
(3)
例えば
P4={S4→TC,T→aTb∣ab,C→cC∣c}
とすれば L(G4)=L4 である。
(4)
導出は
S4⇒TC⇒abC⇒abcC⇒abcc,
S4⇒TC⇒aTbC⇒aabbC⇒aabbc
であり、対応する導出木は次のとおりである。
S4 S4
/ \ / \
T C T C
/ \ / \ / | \ \
a b c C a T b c
| / \
c a b
(5)
L3∪L4={aibjck∣i,j,k≥1,j=k または i=j}
は文脈自由言語の和なので文脈自由言語である。一方、
L3∩L4={anbncn∣n≥1}
は文脈自由言語ではない。
(1)
例として
L1: aa,bb,abb,L2: ab,ba,aab
が挙げられる。
(2) L1 の DFA
pF のみを受理状態とし、遷移を次表で定める。
| δ1 | a | b |
|---|
| p0 | pa | pb |
| pa | pF | pb |
| pb | pa | pF |
| pF | pF | pF |
(3) L2 の DFA
qF のみを受理状態とし、遷移を次表で定める。
| δ2 | a | b |
|---|
| q0 | qa | qb |
| qa | qa | qF |
| qb | qF | qb |
| qF | qF | qF |
(4)
L1∩L2 に属する語の例は
aab,abb,baa
である。
(5) L1∩L2 の DFA
rA,rB は「両記号を見たが同一記号の連続はなく、末尾がそれぞれ a,b」を表す。rF のみを受理状態として、次表で定めればよい。
| δ3 | a | b |
|---|
| r0 | ra | rb |
| ra | raa | rB |
| rb | rA | rbb |
| raa | raa | rF |
| rbb | rF | rbb |
| rA | rF | rB |
| rB | rA | rF |
| rF | rF | rF |