電気通信大学 情報理工学研究科 情報学専攻 2021年8月実施 選択問題 確率・オペレーションズリサーチ
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
この科目では問1に必ず解答し、問2または問3の一方を選ぶ。ここでは全問を扱う。
- 1 時間の来客数が平均 2 の Poisson 分布に従うとき、積率母関数と 10 時間の合計来客数の分布・平均・分散を求めよ。
- X,Y を独立な U(0,100) とし、相関係数と P(X+Y≥a) を求めよ。さらに X+Y≥120 の条件下で、同時密度、独立性および条件付き平均を求めよ。
- 製品 1、2 の生産量を x1,x2 とし、利益 3x1+5x2 を、制約
x1≤4,2x2≤12,3x1+2x2≤18,x1,x2≥0
の下で最大化せよ。Simplex 法で解き、双対問題も示せ。
题目描述
考查 Poisson 分布的可加性、二维均匀分布在三角区域上的条件分布,以及生产计划线性规划的单纯形法和对偶问题。
Kai
1-1
N∼Pois(2) より、
MN(t)=exp{2(et−1)}.
1-2
独立な Poisson 確率変数の和も Poisson 分布に従うので、10 時間の合計 S は
S∼Pois(20).
1-3
E[S]=20,V[S]=20.
2-1
独立性より Cov(X,Y)=0 であるから、
ρXY=0.
2-2
正方形 [0,100]2 内の面積比より、
P(X+Y≥a)=⎩⎨⎧1−20000a2,20000(200−a)2,0≤a≤100,100≤a≤200.
2-3
P(X+Y≥120)=8/25 なので、
fX,Y∣X+Y≥120(x,y)=⎩⎨⎧32001,0,0≤x,y≤100, x+y≥120,otherwise.
2-4
事象 E={20<X<30}、F={20<Y<30} は、条件 X+Y≥120 のもとでそれぞれ正の確率をもつ。一方、E∩F では X+Y<60 なので条件を満たさず、その条件付き確率は 0 である。したがって、
X,Y は条件付きでは独立でない.
2-5
三角形の頂点は (20,100),(100,20),(100,100) である。重心より、
E[X∣X+Y≥120]=E[Y∣X+Y≥120]=3220.
3-1
スラック変数 x3,x4,x5 を導入すると、
⎩⎨⎧x1+x3=4,2x2+x4=12,3x1+2x2+x5=18,xi≥0,
であり、目的関数は maxZ=3x1+5x2 である。
3-2
初期表から x2、次に x1 を基底へ入れると、最終表は
| 基底 | cB | x1 | x2 | x3 | x4 | x5 | 定数項 |
|---|
| x3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1/3 | −1/3 | 2 |
| x2 | 5 | 0 | 1 | 0 | 1/2 | 0 | 6 |
| x1 | 3 | 1 | 0 | 0 | −1/3 | 1/3 | 2 |
| cj−zj | | 0 | 0 | 0 | −3/2 | −1 | |
となる。したがって、
(x1,x2)=(2,6),Zmax=36.
3-3
双対問題は
minimizesubject to4y1+12y2+18y3,y1+3y3≥3,2y2+2y3≥5,y1,y2,y3≥0.
である。最適解は (y1,y2,y3)=(0,3/2,1)、最適値は 36 である。