電気通信大学 情報理工学研究科 情報・ネットワーク工学専攻 2024年8月実施 選択問題 離散数学とオートマトン
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
命題論理・述語論理の同値式を求めよ。次に、A={1,2,3} とし、A2 上の関係
((a,b),(c,d))∈R1⟺a+b=c+d,
((a,b),(c,d))∈R2⟺(a=c∧b=d)∨(a<c∧b<d)
について、R1 の同値類と半順序 R2 の Hasse 図を求めよ。
最後に、∣w∣1,∣w∣0 を語 w∈{0,1}∗ に含まれる 1,0 の個数とし、
L1L3L6L8={w∣∣w∣1−∣w∣0 は偶数},={w∣∣w∣1≤∣w∣0},=L1∪L3,=L2∪L3,L2L4L7L9={w∣∣w∣1≤2100},=L1∪L2,L5=L1∩L2,=L1∩L3,=L2∩L3
が正則か否かを判定せよ。
题目描述
求命题逻辑与谓词逻辑的等价式;列出给定等价关系的所有等价类并绘制偏序的 Hasse 图;最后判断九个由字符计数、奇偶性及固定上界定义的语言是否为正则语言。
Kai
(1)
| α | β | α∧β | α∨β | α→β | α↔β |
|---|
| 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
| 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 |
| 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
| 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
(2)
対偶、De Morgan の法則、量化否定より、
(i) (d),(ii) (b),(iii) (c).
(1)
R1 の同値類は成分和ごとに分かれ、すべて書くと
{(1,1)},{(1,2),(2,1)},{(1,3),(2,2),(3,1)},{(2,3),(3,2)},{(3,3)}.
(2)
R2 の被覆関係を下から上へ結ぶと、Hasse 図は次のようになる。
ここで (1,3) と (3,1) は孤立点である。
N=2100 とおく。判定結果は
正則かL1∘L2∘L3×L4∘L5∘L6×L7×L8×L9∘.
- L1:∣w∣1−∣w∣0 の偶奇は ∣w∣ の偶奇に等しいので正則である。
- L2:1 の個数が固定上限 N 以下なので、有限状態で数えられ、正則である。
- L3:L3∩1∗0∗={1m0n∣m≤n} はポンピング補題に反するので、正則でない。
- L4,L5:正則言語 L1,L2 の和と共通部分なので正則である。
- L6:正則と仮定すると、その補集合と 1∗0∗ の共通部分
{1m0n∣m>n, m−n は奇数}
も正則となるが、1p+10p にポンピング補題を適用すると矛盾する。
- L7:
L7∩1∗0∗={1m0n∣m≤n, m−n は偶数}
に対し、1p0p をポンプアップすると矛盾するので、正則でない。
- L8:正則と仮定すると、その補集合と 1∗0∗ の共通部分
{1m0n∣m>N, m>n}
も正則となるが、1N+p+10N+p をポンプダウンすると矛盾する。
- L9:
L9=k=0⋃N{w∣∣w∣1=k}∩{w∣∣w∣0≥k}
は正則言語の有限和なので正則である。