電気通信大学 情報理工学研究科 情報・ネットワーク工学専攻 2023年8月実施 選択問題 離散数学とオートマトン
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
A={1,2,3,4} とし、実数 x に対して B(x)={(a,b,c)∈A3∣ax+b=c} と定める。B(1)、B(x)=∅ となる x の最大値・最小値、および {B(x)} が A3 の分割となることを示せ。また、m 元集合から自身への写像を、像の要素数に関して数え上げよ。
题目描述
对集合 A={1,2,3,4} 上由方程 ax+b=c 定义的集合族进行枚举并证明其构成划分;再计算有限集到自身的映射数、像至多含三个元素的映射数及满射数。
Kai
(1)
a+b=c≤4 を満たす組を列挙すると、
B(1)={(1,1,2),(1,2,3),(2,1,3),(1,3,4),(2,2,4),(3,1,4)}.
(2)
B(x)=∅ ならば
x=ac−b
である。a≥1、−3≤c−b≤3 より −3≤x≤3 であり、x=−3,3 はそれぞれ (1,4,1),(1,1,4) で達成される。したがって、
maxx=3,minx=−3.
(3)
任意の (a,b,c)∈A3 に対し、x=(c−b)/a とすれば (a,b,c)∈B(x) である。よって集合族は A3 を覆う。
また、(a,b,c)∈B(x)∩B(y) ならば
ax+b=c=ay+b.
a=0 より x=y である。したがって異なる非空の B(x) は互いに素であり、
{B(x)∣x∈R, B(x)=∅} は A3 の分割である.
(1)
X の各要素の像には m 通りの選択があるから、
(2)
像の要素数を r=1,2,3 に分ける。像となる r 元部分集合を選んだ後、その集合への全射を数えると、包除原理より
r=1r=2r=3:m,:(2m)(2m−2),:(3m)(3m−3⋅2m+3).
よって求める個数は
m+(2m)(2m−2)+(3m)(3m−3⋅2m+3).
(3)
m=5 のとき、有限集合 X から自身への全射は全単射である。したがって、
5!=120.