東京工業大学 理学院 物理学系 2018年8月実施 午前 [1]
Author
Miyake
Description
Kai
(1)
IlIa=∫0lξ2lmdξ=lm[3ξ3]0l=31ml2=∫0ar2Mπa22πrdr=a22M∫0ar3dr=a22M[4r4]0a=21Ma2
(2)
V=mg2l(1−cosθ)+Mg{l(1−cosθ)+a(1−cosϕ)}=2m+2Mgl(1−cosθ)+Mga(1−cosϕ)
(3)
O の座標を (X,Y) とすると、
X∴ X˙=lcosθ+acosϕ, Y=lsinθ+asinϕ=−lθ˙sinθ−aϕ˙sinϕ, Y˙=lθ˙cosθ+aϕ˙cosϕ
であるから、
T=21Ilθ˙2+21M(X˙2+Y˙2)+21Iaϕ˙2=61ml2θ˙2+21M(l2θ˙2+a2ϕ˙2+2laθ˙ϕ˙cos(θ−ϕ))+41Ma2ϕ˙2=6m+3Ml2θ˙2+43Ma2ϕ˙2+Mlaθ˙ϕ˙cos(θ−ϕ)
を得る。
(4)
θ,ϕ,θ˙,ϕ˙ の2次までで、
VT=4m+2Mglθ2+21Mgaϕ2=6m+3Ml2θ˙2+43Ma2ϕ˙2+Mlaθ˙ϕ˙
であるから、ラグランジアン L は
L=T−V=6m+3Ml2θ˙2+43Ma2ϕ˙2+Mlaθ˙ϕ˙−4m+2Mglθ2−21Mgaϕ2
となる。
よって、
∂θ˙∂L∂θ∂L∂ϕ˙∂L∂ϕ∂L=3m+3Ml2θ˙+Mlaϕ˙=−2m+2Mglθ=23Ma2ϕ˙+Mlaθ˙=−Mgaϕ
であるから、 θ,ϕ
に関するオイラー-ラグランジュの方程式は、次のようになる:
∴ {3m+3Ml2θ¨+Mlaϕ¨=−2m+2Mglθ23Ma2ϕ¨+Mlaθ¨=−Mgaϕ{3m+3Mlθ¨+Maϕ¨=−2m+2Mgθ23aϕ¨+lθ¨=−gϕ
(5)
(4) で得た運動方程式は、 m/M→0 で次のようになる:
{lθ¨+aϕ¨=−gθ23aϕ¨+lθ¨=−gϕ
基準振動を求めるために、
θ=Asinωt,ϕ=Bsinωt
とすると、次のようになる:
∴ {−lω2A−aω2B=−gA−23aω2B−lω2A=−gB{(lω2−g)A+aω2B=0lω2A+(23aω2−g)B=0
A=B=0 以外の解をもつための条件は、
0=lω2−glω2aω223aω2−g=21{laω4−(2l+3a)gω2+g2}
であるから、
ω±2=2la(2l+3a)g±(2l+3a)2g2−4lag2=2lag{2l+3a±4l2+8la+9a2}
を得る(複合同順)。
(6)
(5) より、
角振動数 ω+ の基準振動の場合、
l≫a では、
B≃−alA
であるから、適切な模式図は図Aである。
また、
角振動数 ω− の基準振動の場合、
l≫a では、
B≃alA
であるから、適切な模式図は図Cである。