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東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系 2018年8月実施 线性代数

Author

思齐塾, 祭音Myyura

Description

行列 AA に対する転置行列を ATA^T で,行列式を A|A| で表し,単位行列を II で表す.このとき,行列式に関する次の問いに答えよ.なお,導出の過程を示すこと.

  1. 次の 3 つの行列式の値をそれぞれ求めよ.

    (a) 2431\begin{vmatrix} 2 & 4 \\ 3 & -1 \end{vmatrix} (b) 242311121\begin{vmatrix} 2 & 4 & -2 \\ 3 & -1 & 1 \\ 1 & 2 & 1 \end{vmatrix} (c) 2423311112123111\begin{vmatrix} 2 & 4 & -2 & 3 \\ 3 & -1 & 1 & 1 \\ 1 & 2 & 1 & 2 \\ 3 & 1 & -1 & 1 \end{vmatrix}

  2. UU を直交行列とする.すなわち, UUT=UTU=IUU^T = U^TU = I が成立する.このとき, UU の行列式の値になりうるものをすべて求めよ.さらに,それらの値をもつ行列の例を,それぞれ一つ示せ.

  3. 自然数 NN に対して, AANN 次実対称行列とし,その固有値を λ1,λ2,,λN\lambda_1, \lambda_2, \dots, \lambda_N とする.このとき, A|A| を求めよ.

  4. ある行列の異なる 2 列を入れ替えると,その行列式の値は,もとの行列式の値の 1-1 倍になる.この性質を使って,ある行列の異なる 2 列が列ベクトルとして等しいならば,その行列式の値が 0 になることを証明せよ.

  5. 次の連立 1 次方程式の解をクラメルの公式を使って求めよ.

{x+2y+3z=12xy+z=22x+y+2z=2 \begin{cases} x + 2y + 3z = 1 \\ 2x - y + z = -2 \\ 2x + y + 2z = 2 \end{cases}

题目描述

ATA^T 表示矩阵 AA 的转置,以 A|A| 表示其行列式,以 II 表示单位矩阵。回答下列问题,并说明推导过程。

  1. 分别计算以下三个行列式:

    a.

    2431.\begin{vmatrix}2&4\\3&-1\end{vmatrix}.

    b.

    242311121.\begin{vmatrix} 2&4&-2\\ 3&-1&1\\ 1&2&1 \end{vmatrix}.

    c.

    2423311112123111.\begin{vmatrix} 2&4&-2&3\\ 3&-1&1&1\\ 1&2&1&2\\ 3&1&-1&1 \end{vmatrix}.
  2. UU 为正交矩阵,即

    UUT=UTU=I.UU^T=U^TU=I.

    U|U| 的全部可能取值,并为每个可能值各给出一个相应的正交矩阵示例。

  3. 对自然数 NN,设 AANN 阶实对称矩阵,其特征值为 λ1,λ2,,λN\lambda_1,\lambda_2,\ldots,\lambda_N。用这些特征值表示 A|A|

  4. 已知交换矩阵中两个不同的列向量会使行列式变为原来的 1-1 倍。利用这一性质证明:若矩阵中两个不同的列向量相同,则该矩阵的行列式为 00

  5. 使用克拉默法则求解方程组

    {x+2y+3z=1,2xy+z=2,2x+y+2z=2.\begin{cases} x+2y+3z=1,\\ 2x-y+z=-2,\\ 2x+y+2z=2. \end{cases}

Kai

解答

1. 行列式

(a)

2431=2(1)43=14.\begin{vmatrix}2&4\\3&-1\end{vmatrix}=2(-1)-4\cdot3=\boxed{-14}.

(b)

第1行で展開すると

242311121=211214311123112=2(3)4(2)2(7)=28.\begin{aligned} \begin{vmatrix}2&4&-2\\3&-1&1\\1&2&1\end{vmatrix} &=2\begin{vmatrix}-1&1\\2&1\end{vmatrix}-4\begin{vmatrix}3&1\\1&1\end{vmatrix}-2\begin{vmatrix}3&-1\\1&2\end{vmatrix}\\ &=2(-3)-4(2)-2(7)=\boxed{-28}. \end{aligned}

(c)

第1行と第3行を交換した後、 R2R23R1R_2\leftarrow R_2-3R_1 , R3R32R1R_3\leftarrow R_3-2R_1 , R4R43R1R_4\leftarrow R_4-3R_1 とすると、元の行列式を DD として

D=1212072500410545=725041545.D=-\begin{vmatrix}1&2&1&2\\0&-7&-2&-5\\0&0&-4&-1\\0&-5&-4&-5\end{vmatrix} =-\begin{vmatrix}-7&-2&-5\\0&-4&-1\\-5&-4&-5\end{vmatrix}.

右端は 7(204)+2(05)5(020)=22-7(20-4)+2(0-5)-5(0-20)=-22 なので、 D=22\boxed{D=22} である。

2. 直交行列

UUT=IUU^T=I の行列式を取ると U2=1|U|^2=1 だから、

U=1 または U=1.\boxed{|U|=1\ \text{または}\ |U|=-1}.

mm 次の例として、 ImI_m は行列式1をもち、 diag(1,1,,1)\operatorname{diag}(-1,1,\ldots,1) は行列式 1-1 をもつ。

3. 実対称行列

ある直交行列 QQ により A=Qdiag(λ1,,λN)QTA=Q\operatorname{diag}(\lambda_1,\ldots,\lambda_N)Q^T と対角化できる。従って

A=Q2i=1Nλi=i=1Nλi.|A|=|Q|^2\prod_{i=1}^N\lambda_i=\boxed{\prod_{i=1}^N\lambda_i}.

4. 等しい2列

行列式を DD とする。等しい2列を交換しても行列は変わらないので交換後も DD であるが、交換則では D-D である。従って D=DD=-D 、すなわち D=0\boxed{D=0} である。

5. クラメルの公式

D=123211212=5,D=\begin{vmatrix}1&2&3\\2&-1&1\\2&1&2\end{vmatrix}=5,
Dx=123211212=9,Dy=113221222=16,Dz=121212212=12.D_x=\begin{vmatrix}1&2&3\\-2&-1&1\\2&1&2\end{vmatrix}=9,\quad D_y=\begin{vmatrix}1&1&3\\2&-2&1\\2&2&2\end{vmatrix}=16,\quad D_z=\begin{vmatrix}1&2&1\\2&-1&-2\\2&1&2\end{vmatrix}=-12.

よって

(x,y,z)=(95,165,125).\boxed{(x,y,z)=\left(\frac95,\frac{16}{5},-\frac{12}{5}\right)}.

代入すれば3式の右辺が順に 1,2,21,-2,2 となり、計算を確認できる。