東京工業大学 工学院 情報通信系 2018年8月実施 微分方程
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
S1.
以下の問に答えよ. ただし, t の関数 f(t) のラプラス変換 F(s) は
F(s)=∫0∞f(t)e−stdt
と定義され, s は複素変数である. また, 以下のすべての t の関数は t<0 においては零であるとする.
なお, ラプラス変換に関する諸性質は導出過程を示さずに用いてよい.
-
次の 3 種類の関数のラプラス変換を求めよ. ただし, a は正の定数である.
a) f1(t)=e−at
b) f2(t)=cost
c) f3(t)=e−atsint
-
x(t)=sint のとき, 以下の式を満足する関数 y(t) をラプラス変換を用いて求めよ.
ただし, y(0)=0 とする.
dtdy(t)+2y(t)=x(t)
-
- の関数 y(t) は関数 x(t)(=sint) と関数 h(t) によって以下のように表すことができる. 関数 h(t) を求めよ.
y(t)=∫−∞∞h(t−τ)x(τ)dτ
- x(t)=sint のとき, 以下の式を満足する関数 z(t) は t を十分大きくすると, z(0) や dtdz(t)t=0 に無関係にある関数に近づく. t を十分大きくしたときの z(t) を求めよ.
dt2d2z(t)+2dtdz(t)+z(t)=x(t)
题目描述
函数 f(t) 的 Laplace 变换定义为
F(s)=∫0∞f(t)e−stdt,
其中 s 是复变量。以下出现的所有时间函数在 t<0 时均为零;可以直接使用 Laplace 变换的各项性质,无须推导。
-
设 a>0,分别求下列三个函数的 Laplace 变换:
- f1(t)=e−at;
- f2(t)=cost;
- f3(t)=e−atsint。
-
当 x(t)=sint 时,用 Laplace 变换求满足
dtdy(t)+2y(t)=x(t),y(0)=0
的函数 y(t)。
3. 第 2 问的 y(t) 可写成 x(t) 与某个函数 h(t) 的卷积:
y(t)=∫−∞∞h(t−τ)x(τ)dτ.
求 h(t)。
4. 仍令 x(t)=sint。满足
dt2d2z(t)+2dtdz(t)+z(t)=x(t)
的解在 t 充分大时会趋近于一个与 z(0)、dz(t)/dt∣t=0 无关的函数。求这一大时间下的 z(t)。
Kai
1) a)
L{e−at}(s)=∫0∞e−(s+a)tdt=s+a1,Res>−a.
1) b)
L{cost}(s)=s2+1s,Res>0.
1) c)
時間領域での e−at の乗算は s を s+a に移すので
L{e−atsint}(s)=(s+a)2+11,Res>−a.
Y(s)=L{y(t)} とする。 y(0)=0 より
(s+2)Y(s)=s2+11,Y(s)=(s+2)(s2+1)1.
部分分数分解または逆変換により
y(t)=52sint−51cost+51e−2t(t≥0).
実際,この式は y(0)=0 および y′+2y=sint を満たす。
方程式の伝達関数は
H(s)=X(s)Y(s)=s+21.
したがってインパルス応答は因果的な
h(t)={e−2t,0,t≥0,t<0.
である。実際,問題の約束により x(τ)=0 (τ<0) なので,畳み込みは y(t)=∫0te−2(t−τ)x(τ)dτ となり,2) の解を与える。
同次方程式の特性根は
r=−21±2i
であり,同次解は指数的に減衰する。したがって初期値に依存する過渡項は t→∞ で消える。
定常特解を直接求めると, zp(t)=−cost/2 に対して
zp′′+2zp′+zp=2cost+sint−2cost=sint.
ゆえに, t を十分大きくしたとき
z(t)∼−21cost.