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東京工業大学 工学院 電気電子系 2023年8月実施 数学1

Author

祭音Myyura

Description

で与えられる微分方程式について考える。ただし, の関数である。また, は実数であり, である。

級数解法を適用して,式 の解が式 のように整数 , および実数 , を用いて表せるとする。ただし, とする。

以下の問に答えよ。

(1) および を用いて表せ。

(2) を用いて表せ。ただし, を用いてはいけない。

(3) を用いて表せ。

(4) に対して, を用いて表せ。

Kai

(1)

より、

(2)

式の両辺を で割ると,

確定特異点は より、

決定方程式は、 より、

これを 式と比較すると、

(3)

式に の結果を代入すると、

よって、

ここで、(2) より、 なので、

したがって、 のとき、

(4)

(i) 式より、