東京工業大学 工学院 電気電子系 2019年8月実施 数学1
Author
祭音Myyura
Description
絶対積分可能な実関数 に対してフーリエ変換 が
と定義される。ただし, である。以下の問に答えよ。なお,答えには , もしくは の を適宜変更した関数を含めてよい。
(1) を実関数として, と書いたとき, は の複素共役に等しい。
下記の に「偶関数」「奇関数」「いずれでもない」のどれか つを入れよ。
(2) のフーリエ変換を求めよ。なお, は正の実数である。
(3) のフーリエ変換を求めよ。ただし, は正の実数である。
(4) の微分 のフーリエ変換を求めよ。導出過程も書くこと。
(5) のフーリエ変換を求めよ。 は正の実数である。
(6) のフーリエ変換を求めよ。導出過程も書くこと。
(7) を実関数として, のフーリエ変換の絶対値 の概形を について描け。なお, のフーリエ変換の絶対値 は について図 のとおりであり,図中の はいずれも正の実数で よりも十分小さいとする。
Kai
(1)
偶関数, 奇関数, 偶関数, 奇関数
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
また、(5) より、
従って、