東京工業大学 工学院 電気電子系 2019年8月実施 電気回路2
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Zero
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理想オペアンプを用いた回路について以下の問に答えよ。ただし,理想オペアンプの電圧利得は無限大,入力インピーダンスは無限大,出力インピーダンスはゼロである。また,vA,vB,vC,vD は交流電圧,iA,iB,iC は交流電流,ω は角周波数,j は虚数単位とする。なお,問 (3),(4),(6) については答だけでなく導出過程も示せ。
(1) 図 2.1 の増幅回路において,入力 vA,vB,vC と出力 vD の間の関係式を求めよ。
(2) 図 2.1 の増幅回路の入力インピーダンス vA/iA,vB/iB,vC/iC を求めよ。
(3) 図 2.2 のフィルタ回路の周波数伝達関数 H(jω)=vB/vA を求めよ。
(4) 図 2.2 のフィルタ回路の出力(右側端子)を図 2.3 のフィルタ回路の入力(左側端子)に接続したとき,角周波数によらず常に vC=vA となるための条件式を,C,C′,R,R′ を用いて書き表せ。
(5) 図 2.4 の回路は入力電圧の時間微分に比例した電圧を出力する。比例定数 k を求めよ。
(6) 図 2.5 の回路の入力インピーダンス Zin=vA/iA をインピーダンス Z1,Z2,Z3 で表せ。
(7) 図 2.5 のインピーダンス Z2 の素子をキャパシタンス C のキャパシタとし,インピー
ダンス Z1,Z3 の素子をそれぞれ抵抗 R1,R3 とすることで,入力インピーダンス Zin=jωLe が得られる。Le を求めよ。
Kai
(1)
vA=R1iA, vB=R1iB, vC=R1iC より
i=iA+iB+iC=R1vA+R1vB+R1vC=R11(vA+vB+vC)
よって
vD=−iR2=−R1R2(vA+vB+vC)
(2)
iAvA=iBvB=iCvC=R1
(3)
vA=jωCi より
vB=i(R+jωC1)=jωC(R+jωC1)vA
vAvB=1+jωCR
従って、
H(jω)=1+jωCR
(4)
vC=R′+jωC′1jωC′1vB=1+jωC′R′1vB
よって、
vC=1+jωC′R′1⋅(1+jωCR)vA
vAvC=1+jωC′R′1+jωCR=1
従って、条件式は
(5)
vA=C1∫idt⇒CdtdvA=i
vB=−Ri=−RCdtdvA
従って、
(6)
vA=Z3iB より
vB=(Z3+Z2)iB=(1+Z3Z2)vA
vA−vB=iAZ1
vA−(1+Z3Z2)vA=iAZ1
−Z3Z2vA=iAZ1
したがって、
Zin=iAvA=−Z2Z1Z3
(7)
Zin=−jωC1R1R3=−jωCR1R3
Le=−CR1R3