東京工業大学 情報理工学院 数理・計算科学系 2023年8月実施 微积分
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
次で定義される R2 内の部分集合を考える.
D={(x,y)∣0<x+y≤1, 0≤x−y≤1, y≤0}
以下の問いに答えよ.
(1) D を (x,y) -平面に図示し,さらに変数変換 u=x+y,v=x−y によって D が写る先を (u,v) -平面に図示せよ.
(2) 広義積分 ∬D(x+y)adxdy が収束するような実数 a の範囲とその時の積分の値を求めよ.
题目描述
考虑 R2 中的区域
D={(x,y)∣0<x+y≤1,0≤x−y≤1,y≤0}.
- 在 (x,y) 平面中画出 D;再作变量变换
u=x+y,v=x−y,
并在 (u,v) 平面中画出 D 的像。
2. 对实参数 a,求使反常二重积分
∬D(x+y)adxdy
收敛的全部 a,并在收敛时计算积分值。
Kai
(1) 領域の図示
変数変換 u=x+y , v=x−y の逆変換は
x=2u+v,y=2u−v
である。 y≤0 は u≤v と同値なので、 (u,v) 平面での像は
Duv={(u,v)∣0<u≤v≤1}.
その閉包は頂点 (0,0),(0,1),(1,1) の三角形である。辺 u=0 は除外され、辺 u=v と v=1 は u>0 の範囲で含まれる。
逆変換により3頂点は
(0,0),(21,−21),(1,0)
へ移る。従って (x,y) 平面では、この3点を頂点とする三角形のうち辺 x+y=0 は除外され、辺 y=0 と x−y=1 は x+y>0 の部分で含まれる。すなわち
D=conv{(0,0),(21,−21),(1,0)},
ただし (0,0) から (1/2,−1/2) までの辺全体は D に含まれない。この頂点と境界の指定が求める図を一意に定める。
(2) 広義積分
ヤコビアンは
∂(u,v)∂(x,y)=1/21/21/2−1/2=21.
従って、収束する場合には
∬D(x+y)adxdy=21∫01∫u1uadvdu=21∫01ua(1−u)du.
u=0 近くでは ua と同程度なので、収束の必要十分条件は a>−1 である。このとき
21(a+11−a+21)=2(a+1)(a+2)1.
従って a>−1 のとき収束し、値は 1/[2(a+1)(a+2)] である。 a≤−1 では正の被積分関数の u=0 近傍の積分が発散する。