東京工業大学 情報理工学院 数理・計算科学系 2023年8月実施 线性代数
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
R3 を実ベクトル空間とし, a を実数とする.行列 A とベクトル u を
A=a111a111a,u=a2+5a+66a+62a2+4a+6
とする.ベクトル v1,v2, および v3 をそれぞれ
v1=1−10,v2=10−1,v3=111
とする.次の問いに答えよ.
(1) {v1,v2,v3} が線形独立であることを示せ.
(2) u を v1,v2, および v3 の線形結合で表せ.
(3) v1,v2, および v3 が A の固有ベクトルであることを示し,それぞれの固有値を求めよ.
(4) B=A2+A とする. B の階数 (rank) を a の関数として表せ.
(5) B の逆行列 B−1 が存在するとき, B−1u を求めよ.
题目描述
在实向量空间 R3 中,令 a∈R,并定义
A=a111a111a,u=a2+5a+66a+62a2+4a+6.
再令
v1=1−10,v2=10−1,v3=111.
- 证明向量组 {v1,v2,v3} 线性无关。
- 将 u 表示为 v1,v2,v3 的线性组合。
- 证明这三个向量都是 A 的特征向量,并分别求出对应特征值。
- 定义 B=A2+A。将 rankB 表示为参数 a 的函数。
- 当 B−1 存在时,求 B−1u。
Kai
(1)
3本を列にもつ行列の行列式は
det1−1010−1111=3=0.
従って {v1,v2,v3} は線形独立 であり、 R3 の基底である。
(2)
u=αv1+βv2+γv3 とおくと
α+β+γ=u1,−α+γ=u2,−β+γ=u3.
これを解くと α=a(a−1) , β=a(1−a) , γ=(a+2)(a+3) だから
u=a(a−1)v1+a(1−a)v2+(a+2)(a+3)v3.
(3)
A=(a−1)I+11T と書ける。 v1,v2 の成分和は0なので
Av1=(a−1)v1,Av2=(a−1)v2.
また v3=1 で各行の和は a+2 だから Av3=(a+2)v3 である。従って
v1,v2:a−1,v3:a+2.
(4)
B=A2+A なので、 A の固有値 λ に対応する B の固有値は λ(λ+1) である。従って
v1,v2:a(a−1),v3:(a+2)(a+3).
(1)の3本は基底なので
rankB=⎩⎨⎧1,2,3,a=0,1,a=−2,−3,a∈/{−3,−2,0,1}.
(5)
B−1 が存在する条件は a∈/{−3,−2,0,1} である。このとき(2)の係数を対応する B の固有値で割ると
B−1u=v1−v2+v3=102.