東京工業大学 情報理工学院 数理・計算科学系 2022年8月実施 微积分
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
問 B
区間 [a,b] (b>a) を含むある開区間 I 上で定義された n 回 (n≥5) 微分可能な関数 f(x) に対して以下の問いに答えよ.
(1)
Rn(x)=f(x)−f(a)−i=1∑n−1i!f(i)(a)(x−a)i
とおく.ただし, f(i) は関数 f の i 次の導関数を表す.このとき,テイラーの定理により ξ∈(a,b) が存在して
Rn(b)=n!f(n)( A )( B −a)n
と書ける.この 2 つの枠 A と B それぞれについて,中に入れるべき文字を解答用紙に記せ.
(2) まず
u(x)=6x−a,v(x)=f(a)+4f(2a+x)+f(x)
とおき, J を
J(x)=∫axf(t)dt−u(x)v(x)(x∈I)
で定義される関数とするとき,(1) を用いて
∫abf(x)dx=6b−a(f(a)+4f(2a+b)+f(b))+5!J(5)(ξ)(b−a)5
を満たす ξ∈(a,b) が存在することを示せ.
(3) 特に f(x) が 3 次の多項式のときは,等式
∫abf(x)dx=6b−a(f(a)+4f(2a+b)+f(b))
が成り立つことを示せ.
题目描述
设 b>a,开区间 I 包含闭区间 [a,b];函数 f 定义在 I 上并且可微 n 次,其中 n≥5。
- 定义
Rn(x)=f(x)−f(a)−i=1∑n−1i!f(i)(a)(x−a)i,
其中 f(i) 表示 i 阶导函数。Taylor 定理保证存在 ξ∈(a,b),使
Rn(b)=n!f(n)(A)(B−a)n.
分别写出方框 A、B 中应填的符号。
2. 令
u(x)=6x−a,v(x)=f(a)+4f(2a+x)+f(x),
并在 x∈I 上定义
J(x)=∫axf(t)dt−u(x)v(x).
利用第 1 问证明存在 ξ∈(a,b),使
∫abf(x)dx=6b−a[f(a)+4f(2a+b)+f(b)]+5!J(5)(ξ)(b−a)5.
- 特别地,证明当 f 是三次多项式时,
∫abf(x)dx=6b−a[f(a)+4f(2a+b)+f(b)].
Kai
(1)
テイラーの定理のラグランジュ型剰余項は
Rn(b)=n!f(n)(ξ)(b−a)n(ξ∈(a,b))
である。従って
A=ξ,B=b.
(2)
u(a)=0 , u′(x)=1/6 , u(r)(x)=0 (r≥2) であり、 v(a)=6f(a) である。また r≥1 に対して
v(r)(x)=22−rf(r)(2a+x)+f(r)(x),
従って
v(r)(a)=(1+22−r)f(r)(a).
定義から J(a)=0 である。さらに
J′(x)=f(x)−61v(x)−u(x)v′(x)
より J′(a)=f(a)−v(a)/6=0 である。 m=2,3,4 について積の微分公式を使うと
J(m)(a)=f(m−1)(a)−6mv(m−1)(a).
ここで
v′(a)=3f′(a),v′′(a)=2f′′(a),v′′′(a)=23f′′′(a)
だから、いずれも J(m)(a)=0 となる。従って J(a)=J′(a)=⋯=J(4)(a)=0 である。
(1)を J に n=5 として適用すれば、ある ξ∈(a,b) が存在して
J(b)=5!J(5)(ξ)(b−a)5.
一方、定義から
J(b)=∫abf(t)dt−6b−a(f(a)+4f(2a+b)+f(b)).
両式を合わせて移項すると
∫abf(x)dx=6b−a(f(a)+4f(2a+b)+f(b))+5!J(5)(ξ)(b−a)5.
(3)
f が3次多項式なら、 ∫axf(t)dt は高々4次、 v(x) は高々3次、 u(x)v(x) は高々4次である。従って J(x) は高々4次で J(5)(x)=0 である。(2)の剰余項が消えるから
∫abf(x)dx=6b−a(f(a)+4f(2a+b)+f(b)).