東京工業大学 情報理工学院 数理・計算科学系 2021年8月実施 概率统计
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
R を実数の集合, B(R) を R 上のボレル集合体とする. f,g をともに R 上の確率密度関数として, A∈B(R) と r∈R をそれぞれ,
A={x∈R:f(x)≤g(x)},
r=∫−∞∞min{f(x),g(x)}dx
により定める.以下では, P は確率を表すものとし,確率変数 X,Y の周辺確率分布はそれぞれ f,g により定まるものとする.
(1) P(X∈A)+P(Y∈Ac)=r であることを示せ.ここで Ac は A の補集合である.
(2) P(X=Y)≤r であることを示せ.ただし, X と Y は互いに独立ではないものとする.
(3) ∣P(X∈A)−P(Y∈A)∣=∣P(X∈Ac)−P(Y∈Ac)∣=1−r であることを示せ.
(4) 任意の B∈B(R) に対して ∣P(X∈B)−P(Y∈B)∣≤1−r であることを示せ.
题目描述
记 B(R) 为实数轴上的 Borel 集合族。设 f,g 都是 R 上的概率密度,并定义
A={x∈R:f(x)≤g(x)},r=∫−∞∞min{f(x),g(x)}dx.
以下以 P 表示概率;随机变量 X,Y 的边缘分布分别由密度 f,g 给出,二者不要求相互独立。记 Ac 为 A 的补集。
- 证明
P(X∈A)+P(Y∈Ac)=r.
- 证明任意具有上述边缘分布的 X,Y 都满足
P(X=Y)≤r.
- 证明
∣P(X∈A)−P(Y∈A)∣=∣P(X∈Ac)−P(Y∈Ac)∣=1−r.
- 证明对每个 B∈B(R),
∣P(X∈B)−P(Y∈B)∣≤1−r.
Kai
集合 A 上では f≤g , Ac 上では g<f である。
(1)
従って
P(X∈A)+P(Y∈Ac)=∫Af(x)dx+∫Acg(x)dx=∫−∞∞min{f(x),g(x)}dx=r.
よって P(X∈A)+P(Y∈Ac)=r である。
(2)
X,Y の任意の同時分布(独立である必要はない)について,事象 {X=Y} を共通値が A に入る場合と Ac に入る場合に分けると
P(X=Y)=P(X=Y,X∈A)+P(X=Y,X∈Ac)≤P(X∈A)+P(Y∈Ac)=r.
第2項では X=Y かつ X∈Ac なら Y∈Ac であることを用いた。従って P(X=Y)≤r である。
(3)
∫f=∫g=1 より
1−r=∫Ac(f−g)dx=∫A(g−f)dx.
したがって
P(Y∈A)−P(X∈A)=1−r,
P(X∈Ac)−P(Y∈Ac)=1−r.
r≤1 なので絶対値を取って
∣P(X∈A)−P(Y∈A)∣=∣P(X∈Ac)−P(Y∈Ac)∣=1−r.
(4)
d(x)=f(x)−g(x) とおくと, A 上で d≤0 , Ac 上で d>0 である。任意のボレル集合 B に対して
∫Bd≤∫B∩Acd≤∫Acd=1−r.
一方,
∫Bd≥∫B∩Ad≥∫Ad=−(1−r).
従って −(1−r)≤∫B(f−g)≤1−r であり,
∣P(X∈B)−P(Y∈B)∣≤1−r
が示された。