東京工業大学 情報理工学院 数理・計算科学系 2021年8月実施 运筹学
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
以下の線形計画問題 (P) を考える.
(P)最大化制約::cTxAx≤bx≥0
ただし, A∈Rm×n,b∈Rm,c∈Rn は入力データであり, x∈Rn は変数ベクトルである.また, 0 はゼロベクトルである.上付き添え字の T はベクトルの転置を表し,ベクトル u,v に対して u≤v は成分ごとの不等式を表す.
以下の問いに答えよ.
(1) b=0 のとき, (P) が実行可能解を持つことを示せ.
(2) b=0 のとき, (P) に最適解が存在すれば,最適値は 0 であることを示せ.
(3) 入力データが
A=(11721−122),b=(74),c=3−2−2−2
で与えられているときに, (P) の最適解を求めよ.
题目描述
考虑线性规划
(P)最大化约束条件::c⊤x,Ax≤b,x≥0.
其中 A∈Rm×n、b∈Rm、c∈Rn 是输入,x∈Rn 是变量,0 是零向量,上标 ⊤ 表示转置;向量不等式按分量理解。
- 当 b=0 时,证明 (P) 至少有一个可行解。
- 当 b=0 时,证明只要 (P) 存在最优解,其最优值必为 0。
- 对输入
A=(11721−122),b=(74),c=3−2−2−2,
求 (P) 的最优解。
Kai
(1)
b=0 のとき x=0 と取れば
Ax=0≤0=b,x=0≥0.
したがって x=0 は実行可能解であり, (P) は必ず実行可能解を持つ。
(2)
零ベクトルが実行可能なので,最適値が存在すればそれは少なくとも0である。最適解を x∗ とし,仮に cTx∗>0 とする。任意の t>1 に対して
A(tx∗)=tAx∗≤0,tx∗≥0
だから tx∗ も実行可能であり,その目的値 tcTx∗ はより大きい。これは最適性に反する。目的値が負なら零ベクトルの方が良いので,結局
最適値は 0
でなければならない。
(3)
目的関数は
3x1−2x2−2x3−2x4
である。任意の実行可能解から x2,x4 だけを0にすると,二つの制約の左辺はいずれも増加せず,目的値は増加する。従って最適解では x2=x4=0 としてよい。
残る問題は
max 3x1−2x3,x1+x3≤7,x1−x3≤4,x1,x3≥0.
固定した x3 に対して目的値は x1 とともに増えるので
x1=min{7−x3,4+x3}.
二つの上界の交点は
7−x3=4+x3⟹x3=23,x1=211.
0≤x3≤3/2 では目的値は 12+x3 と増加し, x3≥3/2 では 21−5x3 と減少するので,この交点が大域的最適点である。したがって
x∗=11/203/20,cTx∗=227.
両制約はこの点で等号となるので,実行可能性も直接確認できる。