東京工業大学 情報理工学院 数理・計算科学系 2021年8月実施 微积分
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
A(x) と B(y) を R 上の C2 級の実数値関数とし, C(x,y) を R2 上の C2 級の実数値関数とするとき以下の問いに答えよ.
(1) 関数 f(x,y) を
f(x,y)=A(x)+xB(y)
と定めると, f は A と B を含まない関係式 xfxy=fy を満たすことを示せ.但し fy=∂f/∂y , fxy=∂2f/∂x∂y 等とする.
(2) 関数 g(x,y) を
g(x,y)=A(x)B(y)
と定めるとき,積 gxyg を gx と gy を用いた A と B を含まない式で表わせ.
(3) 関数 h(x,y)=C(x+y,x−y) に対して, hxx(x,y)−hyy(x,y) を計算せよ.
(4) 関数 k(x,y) を
k(x,y)=A(x+y)B(x−y)
と定めるとき,積 (kxx−kyy)k を kx と ky を用いた A と B を含まない式で表わせ.
题目描述
设 A(x)、B(y) 是 R 上的 C2 实值函数,C(x,y) 是 R2 上的 C2 实值函数。记 fy=∂f/∂y、fxy=∂2f/(∂x∂y),其余偏导数采用同样记法。
- 定义
f(x,y)=A(x)+xB(y).
证明 f 满足不含 A,B 的关系式
xfxy=fy.
- 对
g(x,y)=A(x)B(y),
用 gx,gy 表示乘积 gxyg,所得式中不得出现 A,B。
3. 对
h(x,y)=C(x+y,x−y),
计算 hxx(x,y)−hyy(x,y)。
4. 对
k(x,y)=A(x+y)B(x−y),
用 kx,ky 表示 (kxx−kyy)k,所得式中不得出现 A,B。
Kai
(1)
fy=xB′(y),fxy=B′(y).
したがって
xfxy=xB′(y)=fy.
この関係式には A,B が現れない。
(2)
gx=A′(x)B(y),gy=A(x)B′(y),gxy=A′(x)B′(y).
よって
gxyg=A′(x)B′(y)A(x)B(y)=gxgy.
(3)
ξ=x+y , η=x−y とおき, C の偏導関数を Cξ,Cη などと書く。連鎖律から
hxx=Cξξ+2Cξη+Cηη,hyy=Cξξ−2Cξη+Cηη.
したがって
hxx(x,y)−hyy(x,y)=4Cξη(x+y,x−y).
(4)
u=x+y , v=x−y と書くと
kx=A′(u)B(v)+A(u)B′(v),ky=A′(u)B(v)−A(u)B′(v).
また (3) と同じ連鎖律により
kxx−kyy=4A′(u)B′(v).
従って
(kxx−kyy)k=4A′(u)B′(v)A(u)B(v).
一方,平方差を取ると
kx2−ky2=4{A′(u)B(v)}{A(u)B′(v)}.
両者は等しいから,求める関係式は
(kxx−kyy)k=kx2−ky2.